ランディングページを作りたいと思っているのですが、お金があまりないのでできれば無料のものを探しています。
何かおすすめはありますか?
「ランディングページを無料で作れる方法はないかなぁ」
と考えたことはありませんか?
実は今、ランディングページを作るサービスが充実しており、中には無料で使えるものもいくつかあります。
今回の記事では、
- 無料で使える
- 初心者でも簡単に作れる
の2つのポイントに当てはまるサービスを紹介します。
ただし、先に申し上げておくと無料で使えるサービスには何かしらの機能制限が必ずあります。
その制限が許容できるものであれば良いですが、もしご自身でビジネスをやる上で致命的になる場合は早い段階で有料にするのがおすすめです。
その点を理解しつつ最後までお読みください。
- 無料で使えるランディングページサービス
- 月額制サービスを利用する際の注意点
無料でランディングページを作る3つの方法
今回紹介する無料で使えるランディングページ作成サービスは以下の3つです。分かりやすいように表でまとめました。
対象 | 操作性 | 特徴 | |
ペライチ | 初心者 | テンプレあり | ・3ステップでホームページ公開可能 ・有料プランでも30日間無料 ・テンプレートの種類が豊富 ・決済機能を利用可能 ・コーディング不要 |
Jimdo | 初心者 | テンプレあり | ・AIの力で初心者でもページが作れる ・全国の60箇所のJimdoCafeで相談可能 ・コーディング不要 |
Wix | やや 中級者 | テンプレあり | ・ホームページだけでなくロゴ作成も可能 ・テンプレートの種類が豊富 ・知識があれば様々な機能を拡張可能 |
それぞれのサービスを特徴を紹介します。
1. ペライチ

- 1ページまで無料で公開
- 無料テンプレート(複数あり)
- 常時SSL化対応
- レスポンシブ対応
登録ユーザー数20万人を超え、ランディングページ作成サービスとしてどんどん知名度が高まっています。人気の秘密はその使いやすさで、初心者でも直感的にパズル感覚でページを作成可能です。
デザインテンプレートも豊富に用意されているので、「デザインに自信がない」という人でも安心。
無料プランの場合は、
- SNS連携不可
- 問い合わせフォーム設置不可
- 独自ドメイン不可
- 広告あり
といった機能制限があるので「とりあえずページがあれば良い」という人以外は最低でもライトプラン(月980円)以上の契約がおすすめ。
有料プランが30日間無料で試せるのも嬉しいですね。
2. Jimdo (ジンドゥー)

- 5ページまで公開可能
- 無料テンプレート(複数あり)
- 常時SSL化対応
- レスポンシブ対応
- 問い合わせフォーム設置
全世界で200万ユーザーが利用する最大級のホームページサービス。最大5ページまで公開可能で、無料でも問い合わせフォームが設置できます。
ただし無料プランの場合は、
- 容量は500Mまで
- 独自ドメイン不可
- 広告あり
といった機能制限があり、特に容量の500Mは画像を多用するとあっという間にいっぱいになってしまいます。
会社のサービスや商品をきちんと認知してもらう目的で利用するのであれば広告が外れ、容量も5GBまで増えるSTARTプラン(990円/月)以上の契約がおすすめ。
3. Wix

- 無料テンプレート(複数あり)
- レスポンシブ対応
海外発祥でランディングページ制作サービスの中でも老舗的存在です。AI(人工知能)を使って利用者に最適なテンプレートを選んでくれるので、面倒くさがりな人には良いかもしれません。
無料プランの場合は、
- 容量は500Mまで
- 独自ドメイン不可
- 広告あり
といった機能制限があるためJimdoと同様、ビジネスで利用する場合はベーシックプラン(900円/月)以上が良いでしょう。
ただ、Wixの場合は海外発祥という特徴からサービスのプランが多すぎて複雑だったり、使い方も少し難しい部分があります。
ランディングページについてある程度知識のある中級者の以上の方以外にはあまりおすすめできません。
月額制サービスを利用する際の注意点
ここからは上記で紹介した月額制サービスを利用する際の注意点をお伝えしておきます。
- ドメイン不要
- 知識不要
でランディングページを作れるのは画期的なことです。
制作会社に依頼すれば20〜30万円はかかるので、月額1,000円程度でランディングページが作れるのは画期的なことです。
月額サービスにはデメリットもある
ただ、月額制サービスを利用する場合は懸念点もあります。
それは、
- サービスが終了する可能性がある
- 期間が長くなればなるほどお金がかかる
ということです。
可能性は低いかもしれませんが、万が一会社が倒産すればサービスも使えなくなってしまいます。
倒産するなんて誰も思っていなかったJALが一度は潰れてしまったぐらいですから物事に絶対はありません。
また、当たり前ですが月額サービスは毎月お金がかかります。月々1,000円でも1年使えば12,000円です。
なんとなく支払っていた料金が、計算してみたら結構高額になっていたなんてこともあるので注意です。
短期的に利用するなら月額サービスもあり
とはいえ、知識なしの初心者でも簡単にランディングページを作ることができるのは魅力です。
私は普段Web制作フリーランスとしてランディングページ制作を請け負っていますが、完成までにはデザインとコーディングで1週間はかかります。
ただ、私が実際にペライチを使ってランディングページを作ってみたところ、たったの30分でそれなりのページができてしまいました。

これだけの短時間でランディングページが作れるサービスはなかなか無いので、時間の無い人にはかなりありがたいことです。
ですので、短期的に利用するのは全然ありだと思っています。
迷ったらペライチがおすすめ
ランディングページを作成するサービスをいくつか紹介しましたが、もし迷っているのであればペライチがおすすめです。
というのも、ペライチは制作の際のUI(ユーザーインターフェース)が段違いに分かりやすく、初心者でもほぼ迷わないからです。
テキストや画像の要素をパズル感覚で追加していくだけで、綺麗なランディングページが誰でも作れます。
少し触れば操作方法もすぐに覚えられるはずです。1ページまでなら無料で公開できますしね。
長期的に運用するならWordPressも候補
今後数年にかけてランディングページを運用していく予定があるのであれば、WordPressで作ることも候補に入れてみてください。
WordPressを使えばサーバー&ドメイン代(合計13,000円程度)を支払うことで、何ページでも公開することができます。
世界のWebサイトの4割はWordPressでできておりSEOにも強いと言われています。
広告ではなくSEOで集客したい人には大きなメリットです。
WordPress自体は無料で使えますし、WordPressを使ってランディングページを作成できる高機能テーマやプラグインもあります。
「WordPressは難しそう」と思われる方もいるかもしれませんが、月額サービスと同様、簡単な操作で作成できます。
詳しくは以下の記事で紹介しているので読んでみてください。

いずれの方法を選ぶにしてもまずはランディングページを作ってみましょう。
作っていくうちに操作性やインターフェイスなど自分に合ったものがわかってくるはずです。
最後に本日紹介した無料で使えるサービスを再度まとめておきます。
ランディングページを作ったらガンガン回して成果を出していきましょう。
この記事を読んだら早速ランディングページサービスを作ってみてください!